【センバツ】全校が初戦終えて柵越えなしは金属バット導入後初 ここまでランニング本塁打1本のみ

◇第97回選抜高校野球大会第6日 1回戦 日本航空石川(石川) ― 東海大札幌(北海道)(2025年3月23日 甲子園) 【写真】<日本航空石川・東海大札幌>試合に勝利し、スタンドへ駆け出す東海大札幌ナイン(撮影・岸 良祐)  1回戦最後の試合が行われ、日本航空石川(石川)と東海大札幌(北海道)が対戦。前半から点の取り合いとなったが、本塁打は出なかった。日本航空石川は4回無死二、三塁から左中間を破る2点適時三塁打を放った北川蓮(2年)が本塁を狙って刺され、ランニング本塁打にならなかった。  1回戦を終了し、本塁打は西日本短大付(福岡)の斉藤大将(3年)が大垣日大(岐阜)戦の7回に記録したランニング本塁打1本のみ。低反発バットが導入された昨年の大会はランニング本塁打1本を含む3本と本塁打が激減したが、出場全校が初戦を終えて柵越え本塁打が出なかったのは1974年の第46回大会以来51年ぶり。金属バット導入の翌75年以降では初めてとなった。木製バット最終年の74年も、本塁打は2回戦で日大三・豊田誠佑によるランニング本塁打1本のみだった。